・・・。 | Spieler Tagebuch

・・・。

金曜日の地震。
学校は掃除の時間でした。


オレは第1、第2、第3理科室の担当してるときに揺れ始めました。
あまりの揺れの大きさに生徒たちはパニック寸前。
オレも生まれて初めての揺れの大きさに足がちょっと震えてたけど、生徒たちを見てたら


あぁ、こいつらは何があっても絶対守ってやらなきゃな。


って思えてきて、同時にニュージーランドのことも浮かんできて、


あいつは今のオレ以上に怖かったんだろうな・・・。


とか考えながら、


こんな揺れでオレが動揺して生徒に何かあったらあいつが元気に日本に戻ってきたとき絶対笑われるな。


って気持ちが湧いてきました。


笑顔で、できるだけ落ち着いた声で


大丈夫だから、とりあえず何かに掴まって座ってなさい。


って言って、オレは教室のドアと窓開けて避難する道確保して、他の先生の様子を見ながら、他の理科室に残ってる生徒も心配で、そっちも行きたかったけどここを離れても大丈夫なのかってのも心配で・・・。


結局揺れが収まった時点で理科室掃除の生徒たちを1ヶ所に集めて、しばらく待ってから荷物を取って校庭に避難。


生徒を帰してからテレビでニュースを見てそのとき日本がどうなっていたのかを知りました。


それから4日近くたちました。
ニュージーランドに比べたら言葉も通じるし、すぐに行ける距離。やろうと思えばきっといろんなことができるはずなのに。

続々といろんな国や日本各地からもボランティアや救援が集まってるっていうのに

オレがやってることって、ニュージーランドの時とほとんど変わってない。

結局オレって口だけで何も行動できない、そういうヤツなのかなって自分が悲しくなってくる。